トップミニトマトの脇芽をペットボトル栽培槽に移植

07月07日:ミニトマトの脇芽をペットボトル栽培槽に移植

今年はミニトマトの脇芽をカットし、挿し木実験をしています。そうやって増やす予定でしたので、水耕栽培で育てるのを開始したのはたったの1株。

現在は写真のように大きく育ち、すでに先端の成長点はカット済。なにしろ一気に2mほどまで成長してしまったので。

そのためその成長エネルギーは、新しい実をつけることと新しい脇芽をそこらじゅうから噴き出させています。

その中の勢いのある脇芽、特に先端の成長点のすぐ下に出てくる脇芽が強そうなので、それをカットして挿し木にしています。

脇芽をカットするとすぐに次の脇芽が出てきます。

ある程度の大きさに成長したら、またそれをカットして挿し木にするということを繰り返しています。

今までの1ヶ月間に6本の脇芽を挿し木にしており、最初の1本だけ失敗し、そのあとのものはすべて新しい根が生えて来て、成功を治めています。

ペットボトル栽培槽にトライ

今回ペットボトルの栽培槽をトライしてみようと、下記の写真のような形に改造してみました。

上1/4をカットしてそれを逆さまにして、下3/4の上に嵌め込んで、上端の両方が接触する部分をセロテープで止めています。

特徴としては、
1)コストゼロ(再利用品なので)
2)加工はカッターナイフ、セロテープだけで行い、とても簡単
3)上部はジョウゴのようになっていて、脇芽を差し込むだけでOK
4)給水は上部のジョウゴ部分にトクトクと注げばOK

で、とてもシンプルで簡単。

■加工手順:

1)ペットボトルの栽培槽を作る
・上から1/4程度のところに横一本線を引く
・カッターナイフ(又はハサミ)を使いカットする
・上の部分を逆さまに嵌め込み、短部をセロテープで貼って止める

ペットボトル水槽
 ペットボトル栽培槽

2)移植する脇芽を準備する

脇芽から根が
 2つの挿し木用容器

挿し木の根の状況
 脇芽から根が発生

3)根の出た脇芽を1本抜き取り、ペットボトル栽培槽へ移植

・その後養液を入れる

ペットボトル水槽へ植替え

4)アルミシートでカバーし、水苔発生対策

ペットボトル水槽へ植替え完了

これで終わりです。とても簡単ですね。

こちらの方は水槽が小さいので、ミニトマトの部分を中くらいのクリスマスツリー程度の大きさに、カットしてコントロールしようと思っています。


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