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10月19日:葉物野菜を効率よく育てる方法

今までミズ菜、小松菜、チンゲン菜、レタスなど、何度も葉物野菜を育ててきました。結果はどれも普通レベルの収穫ができました。

しかし、水耕栽培の場合はどのようなやり方をすればもっと効率良く育てられるでしょうか?

今日はこの部分について考えてみました。

今までのやり方は、レタスもチンゲン菜も種を6、7粒植え、発芽したものの中で元気そうなもの1株だけを残して育てていました。

あとはただ大きくなるのを眺めていれば良かったので。

ですが今回、チンゲン菜は下の写真のように、間引かないで全ての株を残して一緒に育ててみました。

チンゲン菜

結果は良いことも悪いことも両方あったのですが、効率良く育てるためのやり方というものについて、一つの結論が得られました。

それは何かというと、良い株一つだけを残して間引くということはしないということ。間引かないということです。

確かに、間引かないで一緒に育てると、生い茂った感じになり密集してしまいますが、養液を切らしさえしなければ大丈夫です。

今回、チンゲン菜を1回、わさびリーフを1回、水を切らしてしおれさせてしまいました。いずれも会社から帰ってきてすぐに気がついたので、すぐに補給して復活させることができましたが。

もう一度結論をまとめると、
・種を適当な数(7~8粒)蒔いて発芽させ、間引きはしない。
・途中までは全部を同時に育てる。
・70%くらいの大きさになったら、まだ若いけれど少しずつ収穫する。
・最後の一株になったら、収穫は止めてそのまま育てる。
・100%近くに育ったら、今度は葉を1枚ずつ収穫する。
・時間置いて収穫するやり方だと、次々に復活していくので、長期間
 収穫し続けることができる。
と、いうことになります。

注意点はただ一つ。
養液を切らさないこと。

そのためには水槽サイズは1回りか2回り大きいものを使うことです。

今回の小さいプラ容器では、何度も養液を切らしかけたので、次のような水槽を作りました。

新型水槽

100円ショップでプラスチックのゴミ箱と鉢受け皿を買って、改造したものです。釣り用の浮きとストローを使って、養液のレベルがわかるようにし、水槽内部には光が入らないように工夫しています。

光が入るとすぐに藻というか水苔が発生し、水槽内の環境が悪くなり根の生育を妨げることになるからです。

わさびリーフ

      わさびリーフ

にんにく

       にんにく

オクラ

       オクラ

下の写真はオクラの幹の一番下の部分。
すでに木の幹のような色になっています。

昨年に越冬させたので今年は2年目になります。
緑黄野菜でも何回も年を越させると、幹が木のようになるんですね。

オクラの幹

       オクラの幹


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