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06月04日:薹が立ち花が咲きだしたチンゲン菜

 長年水耕栽培で野菜の育成実験をしてきました。
 野菜の状況やその成長に関していろいろと実験し観察して、その習性
 を調査してきました。

 しかし今、野菜が子孫を残すということを主題に考えてみたときに、
 葉菜類の野菜については、あまり考えてなかったと気がつきました。

 トマトやきゅうりのように、いつも目の前で花が咲き、実を付けてそ
 れを食し、そしていつも中の種を目にしている野菜については、その
 種で新しい生を生み出すことができます。

 ところが葉物野菜は育てて大きくなったら、すぐにそのまま食べてし
 まいます。葉を食べるのであって実を食べるのではないため、通常の
 人であれば花や種を見る機会はありません。

 葉物野菜も花が咲いて、種が取れるとわかっている人は、案外少ない
 のかも知れません。

 わたし自身もよくよく考えてみて、ようやくその結論に達するという
 程度で、普段からそのようなことを意識しているわけではありません
 でした。

 西側野菜  チンゲン菜

水耕野菜の状況

 ところで話は変わりますが、我が家の水耕野菜の一つチンゲン菜の状
 況ですが、いままさに次への生を生み出すための局面に入り始めまし
 た。

 茎が上方に伸び出して薹が立ち、今まさに花が咲きだしたところです。

 また、ようやくミニトマトは脇芽が育ち始めました。
 今年はこの脇芽を少し大きくしてから切り取り、挿し木をして新しい
 苗に育て上げる計画です。

 さて、どうなることやら・・・。

 キュウリ上部  キュウリ下部


 ミニトマト脇芽

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