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水耕キュウリうどんこ病でぎりぎりの状態
やはり予想していたように、雨も風も当たらない穏やか過ぎる環境でのキュウリ栽培では、一番の敵はうどんこ病でした。
暖かい2階の部屋ではあるものの、夏場とは違って気温が低いため、うどんこ病の広がりは本当に少しずつ少しずつでした。
初夏の成長スピードなら、うどんこ病の広がりが追いつけないほどなのですが、室温が20℃以下の低いところでは、キュウリの成長速度も目で見えないほどです。
結局、2ヶ月くらいかかって追いつかれてしまい、成長点の小さな葉を除いて、ほどんどの葉はうどんこの気配が蔓延してきました。
砂糖水に洗剤を数滴たらした混合水は効果がある・・と書かれた記事を見つけましたが、進行を遅らせる程度の効果で、うどんこ病を退治するというレベルではありませんでした。
ついにぎりぎりのところまで来たという気がしたので、起死回生の手段を取ることにしました。最後の勝負です。
幸い今は正月休みなので、毎日、キュウリに関わる時間がたっぷりあるので。
最終手段とは、うどんこ病のうどんこを、毎日何度も洗い流すという対策です。まったくの思い付きですが、うどんこ病はカビの親戚みたいなことを書いてある記事があったので、カビが繁殖できないような、カビに対してハードな環境・・にさせるということです。
キュウリに対して、毎日雨天続きとなるよう、霧吹きで1日4~5度、洗い流し続けてみるという対策です。
効果があるのかどうかはまったくわかりませんが、とにかくうどんこのカビができそうになったら、すぐにそれを洗い流すということを繰り返すものです。
水はキュウリの本体や葉っぱには影響ないですが、カビにはその繁殖に対して大きな効果があるのではないかと、考えたわけです。
株の本数もたったの1株なので、どのような手間でもかけることができます。
まさか、冬のこの時期に、にっくきうどんこ病への対策をテストできるとは思っていませんでした。何かしら成果がでることを、今は切望しています。
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