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6月14日:きゅうりの人工授粉の必要性
現在、我が家の水耕栽培きゅうりは、そこらじゅうで花が咲いています。
たった1株の栽培ですが・・。
また、雌花の付け根にはきゅうりの赤ちゃんができてきています。
受粉すればこれがどんどん大きくなって、食べられる実に成長するわけですね。
ミニトマトはトマトトーンというホルモン剤を使えば、100%に近いくらい着果します。
しかし、きゅうりの場合はそのような人工授粉のためのホルモン剤など、聞いたことがなかったので調べてみました。
結論から言うと、「きゅうりに人工授粉は必要ない」とのこと。
きゅうりは「「単為結果」性の野菜なので、基本的には人工受粉は必要ないとのことが書かれていました。
「単為結果」とは?
受粉しなくても実がなる性質のこと。植物ホルモンが多いため受粉しなくても、実が大きくなるといわれている。
キュウリには雄花と雌花があって、雌花の方に実がなります。
一本の株に両方の花が咲きますが、先に雄花が咲きその後雌花が咲くのが一般的。
しかし、雌花の付け根のミニきゅうりがなかなか大きくならず、小さいまま黄色くなって枯れてしまう率が高いようであれば、人工授粉してみたら効果が出るかも知れないとのこと。
屋外の畑などに植えている場合は、いろんな虫たちが飛んできて受粉する確率は高いですが、隔離された場所で栽培しているときは、一度トライしてみるのも良いかも知れません。
人工受粉のやり方
人工受粉をする場合は、まず雄花を根元からちぎり取って、雄しべを雌花の中心にある雌しべにトントンとつけてあげれば良いようです。
花粉が雌しべについたら良いのですが、雄しべの花びらが少し邪魔になるので、花びらを先に取ってしまってから受粉させるとうまくいくようです。
人口受粉をするときの時間帯は、午前中のはやい時間で、8時から10時くらいが良いだろうとのこと。早過ぎると花粉が少なく、午後になると花粉の質が低下するからとなっていました。
今まで人工授粉を一度もやったことがなく、毎年の着果率は頭に入っているので、今年は積極的に人工授粉をトライしてみて、その違いを確認してみたいと思っています。
6.11:ホルモン剤でミニトマトが着果
6.17:トマトに続ききゅうりも挿し木をトライ
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