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刺し芽で苗作り計画を

 過去4年間、ミニトマトとキュウリの水耕栽培を続けてきました。

 結果はすごく良かった年と、立ち枯れやうどんこ病にやられて良くな
 かった年がありました。

 その反省で昨年は、少し早めに苗を消毒したりして、過去の経験を活
 かすことができ、長い期間良い収穫ができました。

 やはりいろいろな失敗を経験し、その悔しさを次に活かしていくとい
 う、体験を通しての学習が大事です。


 さて、今年はどうしようかと考えたのですが、少し気持ちが定まらな
 かったので、1年休もうかなと考えていました。

 「野菜を作りたいっ!」という気持ちを熟成させるために。

今年の取り組み課題

 しかし、徐々に季節が進み気候がよくなって来ると、やはりむずむず
 して何かしようという気持ちになり、まずは1株だけ作ってあるテス
 トをしようと決めました。

 それは何かというと、苗作りは1株だけとして、あとは頻繁に出てく
 る脇芽で新たな苗作りをして、増やしていく・・でした。

 最初の1株からどこまで増やせるか・・今シーズンはその確認実験を
 することにしたのでした。

 キュウリ1株、ミニトマト1株だけなので、病気にやられたら1発で
 終わりです。何株かコピーを作ってからなら、まだ生き残りで勝負す
 ることができるのですが。

 ということで、早速種蒔きして芽がでた中から、見た目で優秀そうな
 ものを選び、プラ容器のミニ栽培槽へ植え替えをしました。

 きゅうりとミニトマト  きゅうりとミニトマト2


 大きくなったら、再度、黒色プラスチックゴミ箱製栽培槽へ移植する
 予定です。

さし芽の苗作り計画

 ミニトマトのわき芽(10cmから15cmくらいの長さ)を、通常はウレタ
 ンポットに刺し育苗セットに入れますが、こちらも土を使わずに水を
 入れた細いガラス瓶に刺す予定です

 そしてそのあとは、黒いシートカバーで覆って暗室状態にしておくと、
 5~6日間ほどで発根してくるはずです。

 土でやった場合はそのような感じですが、水耕式でやった場合はどう
 なるかを確認するつもりです。

 発根したら徐々に太陽光線と培養液を与え、10から15日間ほどす
 ると立派なミニトマトの苗ができ・・・るはずです。

 この苗をそのまま水耕栽培していくと、おいしいミニトマトが作れる
 ・・という段取りです。

【ポイント】
 ・水耕栽培では、ミニトマトを作るときだけに限らず、絶対に農薬は
  使わないようにしています。

  ⇒サッと水洗いし埃を落とすだけで、すぐに生で食べれるからです。

  ⇒虫がついたとしても、根からすっぽり引き抜いてきれいな水で、
   丁寧に洗い落せばそれで済みます。

  ⇒葉などについた青虫などは、箸でつまんで捨てれば良いだけです。

   あとはできるだけ日にあてて、風通しを良くすることが大切です。


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   ・04月19日:野菜の球の締りが悪い原因
   ・04月13日:水耕野菜の葉はなぜ開く?
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